ずいぶん前に、イチロー選手のインタビュー動画をみました。たしか元チームメイトの佐々木さんとの対話だったと思います。
そのなかで、イチロー選手が言っておられたことが、とても印象に残っています。
確か、「外野の守備中、ヒマな時は、ずっと考えている」と言われていました。
内野と違って、外野の守備は結構ヒマなんだそうです(^^;)
もちろんボーッとしていたら怒られるので(笑)、一応守備の構えはしているけれども、ボールが飛んでこなさそうな時は、頭の中でいろいろ考えているそうです。
例えば、イチロー選手のプレーで、ライトの守備位置手前でワザとフライをバウンドさせ、二塁でアウトにするというものがありますが、そういった人間心理の裏をかくものやアクロバティックな技をいろいろ頭の中で考えているのだとか。
いつも考える習慣が大切。常識を疑うこと。現在よりも、もっと上手くいく方法を探し求めること。そうやってあれこれ考えながら、頭の中でイメージトレーニングされているのだなあと思いました。
いつでも頭で考えているから、練習も内容の濃いものになるでしょうし、本番でも上手くいくんだなと納得しました。イチロー選手のレーザービームも、いつも頭で考え、何度も練習してるからできるんですね(^^;)
この話を聞いてから、いつも考える習慣の大切さを、忘れないようにしたいと思いました。
これは、あらゆるスポーツでも言えることですよね。
太極拳も「答えがない運動」だからこそ、いつでも考える習慣を忘れないようにしたいです。
そうやっていつも考えているうちに、なにかしらの発見や気付き、成長があるから、面白いのかもしれないですね(^^)
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