2010年、今年も印象に残ったスポーツ関連のニュースは多いですが、「大沢親分(大沢啓二さん)」がお亡くなりになったことが、個人的には一番大きいです。
というのも、日曜の朝の「大沢親分」のアッパレのおかげで、いろいろなスポーツに目線を向けるようになったからです。
太極拳を始めるまでは、スポーツ全般にあまり興味がわかず、日々のスポーツニュースにも疎かったのですが、太極拳をはじめてからは、各種のニュースを通して、いろいろなスポーツに目線を向けるようになりました。
その中でも、日曜の朝にいろいろと学ばせてもらったことが多いですね。(あの番組です(^^;))
いろいろなスポーツ選手の身体の動きが、自分が学んでいる太極拳と何かつながりがあるのではないか。そういった興味をおこさせていただいたこともありますし、1つの運動やスポーツを習慣化することでみえてくることがあることを、「大沢親分」を通して勉強させていただいたと感じています。
特にゴルフに関心をもつようになったのは、個人的にもいい事だったともいます。
(プレーはしていません。観るの専門です)
ゴルフに関心を持てたからこそ、宮里藍選手がアメリカでのトレーニングに太極拳を取り入れているらしいということを後々知ることもできました。(トレーニングの内容については、詳しいことはよく分かりませんが、、) そういったことから、太極拳のどういうところが宮里選手に支持されたのか、またプレーにどんな変化がでているのか、といったことも興味が出てきました。
また、他のスポーツ選手の身体の使い方にも興味が湧くようになりましたし、太極拳との接点を探るようになったのも、自分にとっては、とてもいいことだなあと思っています。
様々なスポーツ選手の動きを映像などで観ていて思うのは、長期間にわたって選手であり続け、何かしらの記録をのこし続けている方々は、身体がとても柔らかいということです。
動きも柔らかい。
しかも、それを意識的に利用している気がします。
体つきが小柄なのに、すごいことをやってのける選手は、やはり上手く身体の柔らかさを利用しているというのが、個人的な感想です。
トップ選手であっても、体つきが恵まれている選手は、どちらかというと力技で切り抜けてもできてしまうので、身体のあちこちに負担がかかって、どうしてもケガしやすいのではないかとも思います。
今は上手く説明できませんが、身体の柔らかさを利用して、運動エネルギーを流れるようにして全身に伝える。
そういった太極拳以外のことから太極拳を考えていくのも、学ぶものも多くて、面白いものだと思っています。
とにもかくにも、いろいろなスポーツに目を向けるきっかけを与えてくださった「大沢親分」に、感謝したいと思います。あらためてご冥福をお祈り致します。
|