これまでにいただいたコメントなどで、
>> 太極拳は好きだけど、型がどうしても覚えられない。。
>> 挫折しそう。。
といったものがありました。
私自身、今振り返って思うのは、「好き」であれば、なんとか続けていけると思っています。
「好き」であれば、大丈夫だと思います! とにかく「好き」であれば、もうその時点で大きな壁は乗り越えていると思います!
とはいっても、私自身も、特別に「好き」という強い気持ちがあって、太極拳をはじめたわけではありません。
続けているうちに、「あっ、なんか面白いなあ!」という気持ちが強くなってきたと記憶してます。
私は子供の頃から特定のスポーツを習慣として持っていた分けではないので、とにかく運動を習慣的にするということがはじめてだったんです。だから、何かこう、新鮮な感じがしていたのかも知れません。
「太極拳を学ぶ」の項目でも書いたのですが、私の場合、はじめは自分の体調管理のためだったのですが、しばらく続けていくうちに、だんだん意識がかわってきました。
その当時はまだ言葉でどう表現したらいいのか全然分からなかったのですが、太極拳を続けるうちに太極拳そのものに面白さを感じるようになってきたようでした。陳式太極拳という武術色の強い型を習っていたこともあって、だんだん「太極拳ってカッコいいな!」 と思うようになってきました。
運動をはじめようという時に限らず、なんでもそうだとおもうのですが、「こうすべき」というようなところからはいっていくと、なかなか習慣にしにくいのではないかと思っています。
私自身のことを振り返ってみても、やっぱり、「好き」じゃないと続かないのではないかと思うんです。
これは、前の記事にもかいたこととちょっと関連します。どんなに良い教室でも必ず何かしらの短所があると思うのですが、太極拳が好きであれば、そして「すばらしい先生」や仲間の皆さんに出会えれば、なんとか続けていけると思うんです。
とういうよりも、「太極拳が好きだ」という気持ちが、いろんないい条件を自然に引き付けてくれるんだと感じます。私も今だからこういったことを言えるんですが、、(^^;)
私が通っていた教室では、(現在、時間の都合などが合わず休んでますが)いつも10人以下くらいで人数が多くなかったですし、多少の問題はありましたが、今思い返すととても恵まれた教室だったなと思います。私は自分に合ったとても良い教室に出会えて幸運でした。今度また太極拳教室に通えるようになった時は、できればまた同じ教室に通いたいとも思ってます!
教室では毎回少しずつ型を学ぶ方式でした。例えば36式のうちの1つか2つの型を丁寧に解説して練習を繰り返し、後は全体の套路を全員で繰り返すといった練習方法でした。新人さんもベテランさんも同じように先生と合わせて動くので、特に不満もなかったです。
もし質問があれば、その場で先生の解説も交えて、皆で考えて型の練習をするといったスタイルでした。時間内であまり練習が進まなければ、数人で居残りして練習したりといったこともよくありましたよ!
新人さんもベテランさんもあまり分け隔てなく、和気あいあいとした教室で居心地がよかったです(^^) 人数がかなり少ない分、熱意のある人が多かったように思います。
以前コメントをいただいたポーキュパインさんも
>>新人さんはなかなか覚えられなくてすぐ止めていく
といわれてました。
これは私が通っていた教室でも同じでした。私もともて残念に思ってました。
でも、多くの新人さんがやめていかれるのに反比例してか、「コアな太極拳愛好家」が増えていくというのも見られました。(かなりマニアックな集まりです、、笑)(^^)
どんな習い事にしてもそうだと思うのですが、本当にやってみたいと思えば、恐らく、教室に多少の問題があっても、太極拳自体をやめられることは少ないのかもしれませんね。
半年、一年と教室通いを乗り切った人の多くは、おそらくそれ以後も太極拳自体をやめられることはないと思います。多くの人がもともと太極拳が「好き」で集まってきているので、いわゆる「コアな太極拳愛好家」の集まりとなり、教室の雰囲気も自然とよくなっていくのじゃないかなとも思います。そういった人がいるから、教室も成り立っているんでしょうね(^^;)
私も教室で多くの先輩生徒さんに助けてもらいました。もし教室の雰囲気や先生が自分に合わなければ、ここまで太極拳を続けてこれたかどうか自信はありません(^^;) もしかしたら、太極拳を習うこと自体やめてしまっていたかもしれません。そういった点で、先生方や教室の仲間の皆さんにはとても感謝しています。
もし教室通いをはじめた方で、今はまだ面白さを感じられないという方でも、半年、一年と続けてみてください!
一年くらい教室通いを乗り切った方は、恐らく太極拳をやめられなくなりますよ(^^)
私もその1人です! 私自身、太極拳にこんなにもはまり込むとは、はじめた当初には夢にも思っていませんでしたよ(笑)
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