私は自己都合のためしばらく教室に通うのをお休みしていますが、自主練習はずっと続けています! 私の性格上、もし自主練習しなかったら絶対型を忘れてしまいそうなので、できる限りがんばって練習してます(^^) 自分では意外なのですが、教室に通っていたときよりも練習しているかも、、(苦笑)
また落ち着いたら戻ろうと思って気楽に構えていますが、やはり太極拳は独学にはあまりむいてないのではないかとも思います。
本屋さんに行くと、独学するための資料やDVDなどがたくさん出てきていますが、このサイトを読んでいただいている方には、できる限り教室で指導を受けていただきたいと思っています。少なくともはじめの段階は、指導を受けた方がいいと思います。
以前コメントをいただいた方も言われていましたが、変に癖がついてしまうという問題もあります。
また、自分がどのように動いているのかが、自主練だと分かりにくいという点もあげられると思います。教室にはたいてい鏡があると思いますが、自宅などでの自主練の場合、そういった環境がないですから。
教室の担当の先生や仲間と一緒に学んで、自分なりに太極拳に対する解釈を築いていけばいいのではないかと思っています。続けていくうちに気付くことも多いですし、解釈の仕方もどんどん変化していいとも思ってます。
ちなみに、私も落ち着いたら教室に戻るつもりです! やっぱり教室に通った方が得るものは断然多いと思いますから。
なぜ私ができるだけ教室に通った方がいいと言うのかというと、教室へ通うことが、「運動を習慣付ける」ためにとてもいいと思うからです。
独学(独習)の場合、自分でよほど意識してないと、どうしてもサボってしまいます。
何ごとも「好き」であれば続けられると思うのですが、「好き」であっても、やっぱり続けるにはエネルギーがいりますね。。。 私自身、太極拳は大好きだけど、自分で意識してないとサボりがちになるときもあります。。。(^^;)
私はもともと子供の頃から特定のスポーツをやっていたわけではないので、無理のなりい程度にそういった運動の習慣付けをしていくのに、教室通いがとても役に立ったと思っています。
だから、「サボり」を予防し、運動を習慣づけるためのサポート機関としても、教室に通う価値は十分にあると思っています。長い目で見た時に、「運動を習慣づけること」は、教室通いの値段の何倍もの価値があるとも私は思います。
また、今だから思うのですが、続けていくためには自分で何かしら工夫することが必要だと思います。私自身、ブログを通して練習日記を少しずつ書き続けてきたからこそ、太極拳を続けてこられたといっても過言ではありません。もしこうやって練習日記を続けていなかったら、たぶんサボってしまっていただろうし、もっと進歩は遅かったと思っています。
『運動を習慣づけるためにも、教室に通う価値は十分にある』 本当にそう思います。
あと、ちょっと脱線するかもしれませんが、補足しておきます。
ここ最近、だいぶん太極拳が知られるようになったこともあって、テレビなどのメディアでも講座が放映されたりしてますし、教則的な書籍や雑誌がけっこうでてきているようです。
こういったものは、入門者の敷居を低くしているという点ではとてもいいことだと思いますが、少しばかり注意も必要だと思います。
入門者に対して簡単な部分だけを紹介するといった内容のものも少なくない様で、(簡単な部分のエッセンスだけを紹介する)よくよく見てみると、型を端折ったり、独自編纂している場合があるようなので、もし長く続けていこうと思う場合、結局は回り道になってしまうことがあると思います。たとえば、後日に教室に通いだした時に、また正式な型をきちんと覚えなおさないといけなくなるからです。
私の個人的な意見ではあるのですが、短い期間でもいいから、ある程度教室で習ってから、参考程度にこういった資料をみるのがいいかもしれないと思っています。
本当にまわりに教室がないという場合はともかくとして、すこし時間調整すれば、なんとか通えそうな場合は、たとえ1ヶ月に数回のペースでも教室に通った方が、結局は近道になるのではないかと思っています。
そういった本などは、まったく無駄ではないと思います。むしろ、そういった色々な資料が出てくるのは、個人的にはありがたいです! ただ、ちょっと注意も必要だと思ったので、書いておきました。
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