私が太極拳教室で一番最初に教えていただいたのが、簡単気功『 スワイショウ 』です! 準備運動の1つとして、本当に最初の最初に教えていただきました。
スワイショウは身体がぽかぽかしてきて気持ちいいので、大好きな気功です。見かけはなんの変哲もない動きなのですが、結構気持ちよくて気功初心者の方でも超簡単に出来るものの一つです。
簡単気功「スワイショウ」は、資料ページでも紹介している書籍『 これなら続く太極拳(33ページ) 』や、『クロワッサン 保存版 誰にでもできる気功のすすめ。(55ページ)』にも載っていますので、ご参照くださいね!
恐らくたいていの気功や太極拳の書籍には掲載されていると思いますので、探してみてください!
書籍『 これなら続く太極拳 』
『クロワッサン 保存版 誰にでもできる気功のすすめ。』
書籍『クロワッサン 保存版 誰にでもできる気功のすすめ。』に掲載されている説明によりますと、『スワイショウ』とは腕を振ること、”いらないものを振り捨てる”という意味だそうです。
最もシンプルな気功法といわれています。
動作自体は単純明快! 私がいつもやっている「ひねりのスワイショウ」についての説明も載っていました。参考にさせていただくと下記のようになると思います。
====================
「スワイショウ」の動作
====================
まず足を肩幅に開いて、自然体で立ちます。
爪先を前にして、足は平行の状態にします。
膝と股関節を緩めます。
次に腰を左にひねりながら両手を左に振り、
身体に巻き付かせます。
腰から背骨、背骨から腕に動きが伝わるようにします。
次に腰を右にひねり、両手を右に振り、
左の場合と同様にします。
両足は終止動かさず、大地を軽く押すように意識します。
5から15分、ゆっーくり続けます。
====================
簡単にいうと、オモチャの「でんでん太鼓」を想像していただければと思います。豆(?)がついたひもの部分が腕だと想像してください。
軸を左右にまわすと、そのひもが太鼓の部分に巻き付くような形になりますよね。その動きを体を緩めた状態でゆっくりするようなものです。
簡単に「でんでん太鼓」を作ってみました! (ガムテープの芯を使用)
「でんでん太鼓」のビデオを再生
(粗い動画で申し訳ないですが、よろしければご参照くださいね!)
どのような動きなのか非常に説明が難しいので、できるだけ上記のような太極拳の書籍や動作説明のあるビデオなどを見てから練習されることをお薦めします! それよりもいいのは先生について練習することですが、、(^^;)
私の場合、習いはじめのうちは身体が緩まなくてぎこちなかったのですが、続けているうちにようやく少しは緩められるようになってきたように思います。「スワイショウ」をしていると、身体が緩んでリラックスして、すごく気持ちいいですよ! だんだん身体も温かくなってきます。
書籍『これなら続く太極拳』によりますと、「スワイショウ」の効用として肩こりや腰痛に効くといった声が多いとのこと。また、体を動かしながら同時に体のゆがみが矯正され、各部に良い影響が出てくるという強いイメージを持って行うと、効果はさらにあがるはず、と説明されています。
私の先生は、「日常生活で毎日太極拳を練習するのは大変だけど、スワイショウを毎日するだけでもかなり身体にいいですよ」と言われてました。
簡単なので、ぜひ皆さんもやってみてくださいね(^^)
(追加)
楊名時太極拳のホームページに、スワイショウの実演ビデオが公開されていました。
スワイショウ
http://www.taijiquan.or.jp/suwaishou/db-10_suwaishou.htm
私が習ったスワイショウの動きとは若干違った感じのものですが、基本的には作用は同じだと思うので、はじめてスワイショウをやってみようかなという方は、ぜひ参考になさってくださいね!! 続けていると身体がポカポカしてきますよ(^^)
(その他 補足)
スワイショウが収録された気功関連のビデオも売っていると思いますが、実際に「でんでん太鼓」が手元にあると、もう少しイメージしやすいかもしれません。安価で売っているようですので、よろしければ類似品を探してみてくださいね!
【楽天市場】でんでん太鼓・巴:こだわりの和雑貨 和敬静寂
http://item.rakuten.co.jp/wakei-seijyaku/10000154/
(その他 補足)
回転運動と力の流れについて、こんな番組もありました。
よろしければ観てみてくださいね!
NHK教育テレビ
これまでの放送 | NHK大科学実験
実験12「高速スピンの謎」
http://www.nhk.or.jp/daijikken/backnumber/
|