この2年の間(2009-2010)に、がんばって3つの型を覚えることができました。剣32式と楊式48式、そして陳式56式です。自分の以前からの目標として、まずここまでは覚えようと思っていたので、ようやく一段落ついた感じがしています。よく頑張ったかな、、(^^;)
でも、太極拳は型を覚えてからがスタートだと思うので、あまり気を抜きすぎに、かといって、あまり力みすぎずに、これからまた、目標もあらたに、スタートしようと思います!
というわけで、2011年は、太極拳や気功の新たな型の習得はしないつもりです。いままでに覚えた型の練習に励むことが目標です。
実は、それには理由がありまして、、
2010年の初頭から、少しずつ柔軟ストレッチを続けているのですが、何とか身体全体の柔軟性を高め、開脚できるようになりたいと思ってまして、来年は柔軟を主にやっていこうと考えているからです。
私は子供の頃から太極拳を始めるまで、特定のスポーツをする習慣を持っていなかったので、もともと身体の柔軟性がありませんでした。これまで太極拳を続けてきて、だいぶん柔らかくはなったのですが、開脚や立位で腰を曲げて手ひらを床につける動きなどはまだまだでした。だから数年前からなんとか身体を柔らかくしたいと思っていました。
太極拳の教室でもそうですし、市販の教則ビデオなども観ていると、先生方は身体がとても柔らかいのですね。
自分の身体に柔軟性がないことと比べてみて、このまま身体が固いまま練習を続けていても、これまでよりも大きく上達したという実感が得られないかもしれないと思いました。
自分も套路をこれまでよりも上手くなりたいなら、身体を柔らかくしないといけないな。。。という理由で、柔軟ストレッチを始めました。
柔軟ストレッチを始めてから約1年、途中、何度も中断しながらも、なんとか続けてきました。
始める前に比べれば、相当身体が柔らかくなってきましたよ! 完全な開脚はまだできないけど、脚の筋もだいぶん柔らかくなってきたし、自分でもやればできるんだと実感してます。
何よりも、骨格や筋肉などの勉強にもなり、自分の身体を通して人の身体がどのようになっているかがだんだん分かってきたこともプラスです!
まだもう少し時間がかかるかもしれないけど、来年(2011年)こそは、柔軟性を高めて開脚ができるように、注力しようと思ってます!
あんまり先走って無理すると、身体をいためそうなので、地道に少しずつやります(^^;) 忍耐忍耐、また忍耐。。
太極拳を始めるまでは、スポーツ全般にあまり興味がわかず、日々のスポーツニュースにも疎かったのですが、太極拳をはじめてからは、各種のニュースを通して、いろいろなスポーツに目線を向けるようになりました。
いろいろなスポーツ選手の身体の動きが、自分が学んでいる太極拳と何かつながりがあるのではないか。そういった視点を持つようになったのは、個人的にはとてもいい変化です。
様々なスポーツ選手の動きを映像などで観ていて思うのは、長期間にわたって選手であり続け、何かしらの記録をのこし続けている方々は、身体がとても柔らかいということです。動きも柔らかい。しかも、それを意識的に利用している気がします。
体つきが小柄なのに、すごいことをやってのける選手は、やはり上手く身体の柔らかさを利用しているというのが、個人的な感想です。
トップ選手であっても、体つきが恵まれている選手は、どちらかというと力技で切り抜けてもできてしまうので、身体のあちこちに負担がかかって、どうしてもケガしやすいのではないかとも思います。
今は上手く説明できませんが、身体の柔らかさを利用して、運動エネルギーを流れるようにして全身に伝える。そんな感じがしてます。
簡単気功「スワイショウ」の動きとも、関連しているのかもしれないな。。 あの運動は、地面から下半身を通じての力を、スムーズに上半身に伝えていくような流れがありますよね。。 個人的にとても気になっているところです!
こういった太極拳以外のことから太極拳を考えていくのも、学ぶものも多くて、面白いものだと思っています!
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