今日は私用のため太極拳教室はお休み。先ほどウォーキングがてら買い物に行ってきました。日も暮れて涼しくなったせいか、犬の散歩やウォーキングされている方が多かったですよ。(^^)
太極拳を始めるまでは、ウォーキングの際も「歩くという行為」に気を使うことはなかったのですが、最近は「身体をいたわりながら歩く」ということに気を遣います。また、街中でウォーキングされている他の方を観る度に、フォームが気になります。いささかオーバーアクション気味に身体全体を大きくねじりながらウォーキングをされている年配の方も結構見かけるので、「腰を痛めなければいいけど、、、」と心配してしまいます。
私はウォーキングに関しての専門知識は持ってないですが、太極拳で先生から学んでいる「身体をいたわる運動の仕方」は、ウォーキングにも十分通じるものがあると感じています。特に腰の部分は応用出来そうだと思います。
以前、先生に太極拳の「背骨を立てる姿勢」を教えていただきました。背骨は身体の横から見ると「S字」を描いていて、自重や身体のあらゆる負担が腰の部分にかかるのだそうです。そこで太極拳では、例えば「馬歩」などの中腰姿勢をとるときにお尻を中に入れて(若干前に出す)「背骨を立てる」といいのだそうです。背骨を立てることで腰への負担を減らすとのこと。
これを教わった時には「目から鱗」でした。なるほど、理にかなっています。教わってから練習する度に「背骨を立てる」ことを意識するようにし、なるべく身体をいたわるように動こうと練習しています。
こういった「背骨を立てて身体の負担を減らす」動きを知ると、余計に前述のような身体をねじるウォーキングスタイルに違和感を覚えます。運動の方法に答えはないと思いますし、私が書いていることも正解ではないかもしれません。ですが、せっかくの楽しい運動で身体を壊す方が増えないことを願うばかりです。
読んでいただいている皆様にも、参考にしていただければと思います。
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