2011年6月26日
以前の記事に書いた「保温下着(スパッツ)」と、少し関連です。
少し前、とある100均店に寄ったところ、意外とスポーツグッズが充実していたので、ちょっとビックリ。
普段からそんなに頻繁に100均店を利用している訳ではないので、もしかしたら知らないのは私だけかもしれないけど、個人的にはちょっとビックリ。
変わったものとしては、縄跳び。
(最近、密かにブームだからかな?)
なんとサウナスーツまであった。
(商品説明によると、大量に汗がでるとのこと。)
今の100均店には、何でもあるんだなあ・・・などと独り言を言ってしまった。
置いてあるということは、それなりに需要があるんだろう。
これまでは、どこの100均店でも、せいぜいマッサージグッズくらいだったと思う。
でも、いつの間にか進化しているようで、幅広い商品が置かれるようになったようだ。100均店といえど、個性が求められる時代になったのかもしれない。
もうすっかり酷暑なので、さすがにサウナスーツを着る気にはなれないけれど、
今度の冬場、もしまだ売られていたら、試してみようと思う。
冬場は汗出しがしにくい季節だから、意外と使えるかもしれないな。
(後日談)
その後、冬になったので、100均店のサウナスーツを購入し、試しに使ってみた。
(今回は下半身用。上半身用のもあるので、それはまた今度。)
サウナスーツ
素材は薄手のビニール製カッパのような感じかな、、、
製品の材質欄をみると「エチレン酢酸ビニル共重合体」と書いてある。注意書きでは、「直接肌に触れないように、下に吸水性の良い肌着をきてください」とのこと。
これまでにこういう種類のトレーニングウェアを使った経験がなかったので、正直言うと、使い方のコツがつかみにくい。
サウナスーツの下に汗を吸う肌着を着ないと、ベタッとした感じがして着心地が少々悪め。
特に身体を動かさなくても、汗がジンワリとにじみ出てくる感覚がある。冬場でもこんな具合なんだから、夏になったらスゴいことになるかもしれないと思った。
確かに、人の身体の表面からは、常に汗が出ているのだという。
目に見える粒状の汗ではなく、水蒸気としてどんどん水分が出ている。
このスーツを着ると、そのようにして出た汗が外部に発散されるのを遮断する感じになるので、内側がジトーっとした着心地になるのだろう。
ちょうど湿度の高い梅雨時期の雨の日のような感じに似ている。
こういった道具を使わなくても、大量に汗をかく方法はいくらでもあると思うが、手軽に汗をかく手段の一つとしてはいいと思う。
ただ、しばらく使い慣れることが必要かもしれない。(^^;)
(蛇足)
以前、たまたま某テレビ通販で、元ボクサーの竹原慎二さんがプロデュースされたサウナスーツの紹介をしていた。主には女性向けのダイエット用とのことらしい。
その時にも、サウナスーツに使っている生地について、ものすごく丁寧に解説されていた。
こういった種類のトレーニングウェアは、「快適性を維持しながら、大量に出た汗をどのように処理するか」が大きな問題点なんだろう。。。 開発者の方は、皆さん苦心されているようである。
「人々の健康への関心が、素材・繊維開発を促しているという一面がある」というのが少し分かって、個人的に興味深かった。
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