この項目は、「型の覚え方」の部分と密接に関連しているので、あわせて読んでいただければと思います。
私自身、これまでに試行錯誤しながらも太極拳のいくつかの型を覚え、套路ができるようになりました。(できるようになったといっても、型を覚えたところがスタートなのですが、、)
そういった経験を通して私が思う教材の選び方を、今後の自分のためにも書いておこうと思います。(^^)
私が考える教材選びは、大まかに三段階に分かれています。
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(第一段階)
型を覚える段階。
この時、はじめはとても簡単でシンプルな教材やビデオを選ぶ。
私の経験上、型を覚えるにはこれが一番です。
(第二段階)
とりあえず自分で套路を演舞できるようになった段階。
この時は、ある程度くわしいビデオや簡単な解説文の載った本を参考にする。
それらを利用して、型を間違って覚えている部分を修正したり、
型の細かな部分の定着を図る。
(第三段階)
套路をだいぶんできるようになった段階。
ある程度専門的な参考書や非常に詳しい解説ビデオを参考にする。
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私の経験上、はじめての型を覚える時の教材は、簡単であればあるほどいいと思っています。ビデオであれば、短ければ短いほうがいい。詳しいビデオや長い解説付きのビデオは後からでいい。
というのも、いきなり(第二、第三段階)で使うような教材を使っても、小学一年生がいきなり大学入試を受けろと言われているようなもので、どこから手をつけていいか分からなくなるだけだからです。
まずはとにかく不完全でもいいから、大まかに套路ができるようになることが大事! 細かな修正は後でしていけばいいのだと思います。いきなり完璧な套路をできるようにしようと思ったら、それこそ年単位の時間がかかるでしょう。。 それはとても非効率的な覚え方でしょうし、太極拳の楽しさがあまり感じられないやり方かもしれません。
太極拳の型を覚えるのは、それなりに時間がかかります。だから余計にシンプルな教材で雰囲気をつかむこと。とにかく細かな部分は後回し。まずは型を覚えましょう!! その後、さらに楽しい世界が待っています(^^)
(注)
型の覚え方については、個人個人によって全然違うと思いますので、ここで書いていることが正しいかどうかは分かりませんが、もしよろしければ参考にしてやってください!
あと、教室の先生方にたずねてみるのも1つの方法だと思います。どんな先生も、はじめは初心者だったはずなので、いろいろと教えていただけるのではないかと思いますよ!
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