普段からなるべく太極拳のビデオを観ることにしています。(なかなか毎日というわけにはいきませんが、、(^^;))
これは簡単にいうと、いわゆる「イメージトレーニング」です。日常的にビデオを観ることで、頭の中にビデオの内容を少しずつ覚えさせることです。
特に全く経験してない型を覚える時は、この方法が一番私に合っていると思います。
新しい型を覚える時、とにかくPCでビデオを何回も何回も観てます。少しずつ頭の中に型の映像が再現できるようになってきたら、しめたもの。細かいところはまだまだですが、大体の雰囲気はつかめてくると、もう少しです。そして時々套路を練習しては、またビデオを何度も観るの繰り返し。時間はかかるけど、確実に覚えられます!
私がこれまでにこの方法で覚えたのは、剣32式と楊式48式、それから陳式56式です。いずれも少しずつ進めて、約3-4ヶ月ずつかかっていますが、けっこうおすすめの方法です!
ビデオを観はじめても、はじめはなかなか頭に入りませんが、たぶん100回くらい観たあたりから、少しずつ頭の中にビデオの内容が定着してくるのが分かります。
この方法を少しずつでも続けていると、かなりの効果があることを実感してます。なによりもある程度の忘却の予防になります。(型をちょっと忘れてしまっても、思い出して回復するのが早い)
もちろん、ただビデオを観るだけでは身体に定着しないので、時間の余裕のあるときはビデオに合わせて練習することも必要ですし、また型をある程度覚えたら、一人で套路(演舞)の練習をすることも必要だとおもいます。
ビデオによって型を頭である程度覚えられたら、集中的に套路を特訓するとよいようです。実際に身体を集中的に動かすと、覚えるのも早くなります。あやふやな部分や分からないところは、その部分のビデオを集中的に観ることで問題点を発見しやすいようですし、何度も練習すれば身体への定着が早くなるようです。
それから、紙の資料があるとベストです! やはり手にとって書き込みができる資料があるのとないのとでは、覚えるスピードが違うようにも感じてます。なるべく紙の資料を用意したいところです。(本でもなんでもいいです。とにかく手元で見返せるものが必要。)
いずれにしても、自分の生活に負担にならない程度に、できれば毎日少しずつ続けるのが理想ですね(^^) なかなかうまいこといきませんが(^^;)
私自身は、自分にはこの覚え方が一番合っているなあと思っています。何度も何度もビデオを観て、映像をそのまま頭の中で再現できるようになれば、套路ができるようになるまでそんなに時間はかかりません。
映像の中の演舞者と自分を同化させるだけのことなので、映像を覚え込むまではとても時間がかかりますが、時間をかけた分、型の忘却も防げるので、後のことを考えるといい方法だなと思っています。「急がば回れ」式です!
逆にビデオを観ながら套路をして少しずつ型を覚えていく方法は、PCで映像の操作をしないといけないので結構イライラしますし、余計に覚えにくいような気がします。
ビデオとあわせて、紙資料に注意点などを書き込み、1つ1つ動きを確認しながら進めていくと、意外としっかり短期間で覚えられると思っています! (短期間とはいっても、私の場合はどうしても数ヶ月かかってますが、、(^^;))
よろしければ試してみてくださいね(^^) 皆様も、ご自分にあった方法を探してみてください!
|